コンセプト
生きものと 語ろう
自然との距離は、気が付かない間に広がってしまいます。大都市での生活で。大人になって。毎日の仕事のなかで。
生きものに話しかけていたあの頃のように、
自然を身近に感じるきっかけになりたくて、
みなとやま水族館は生まれました。理科室や図書室をリノベーションした水族館へ、生きものと語る時間に、もう一度会いに行こう。
生きものと語るための
4つのアプローチ
相手を知るには、なるべく近くから向き合うこと。近寄るほどに、今まで気が付かなかった動きや形など、生きものの不思議が目に飛び込んできます。じっくり眺めているうちに、自分と生きものの境界がぼやけてしまう。そんな没入体験も、みなとやま水族館ならでは。
距離を縮めるためには、一緒に過ごす時間が大切です。座ったり、寝転んだり。くつろいで過ごすうちに、いつもと違う生きものの姿が見えてきます。そして、季節や時間で移り変わる表情をまた見に来て下さい。みなとやま水族館は、自然を愛する人のサードプレイスです。
お互いの間にある境界を越えた時、何かが大きく変わります。鳥たちと同じ空間で過ごしたり、釣り上げる魚を味わってみたり。見ているだけでは分からない、生きものとのつながりを体感してみましょう。みなとやま水族館は、自然との共生を身体で感じるところです。
距離が縮まるごとに、知りたいことも増えていきます。そんな時には、水族館スタッフの解説に耳を傾けてみましょう。生きものを身近に感じるプログラムを通して、彼らをより深く理解することもできます。みなとやま水族館は、自然の奥行きを学ぶための学校であり続けます。
Mission
アクアリストの
心を育てる
小学校をリノベーションして生まれた 「環境教育施設」として
自然や生きものを大切に感じて、もっと知りたいと考える人がいます。
誰もが小学生の時には、同じような想いをもっていたかもしれません。
水中世界を展示する水族館には、自然の不思議に心躍らせる人々が集まります。
生きものと語りたいそんな人々を、私たちはアクアリストと呼ぶことにしました。
水槽に夢中の子どもから、自然環境を守りたいと考える大人まで、
幅広い人々がアクアリストの心を育てることができるなら、
水族館は「人と自然」の関係を変えていけるかもしれません。
141年間、地域の学びを支えてきた小学校の歴史を背景として、
NATURE STUDIOの一角に、環境教育施設の歩みがはじまります。
水族館を入口に、自然と共生できる未来を創るために、
みなとやま水族館は、アクアリストの心を育てます。